田んぼに白鳥が集団出張中です(令和5年1月20日)。

今年は鳥インフルエンザが猛威を振るい、養鶏農家様や関係各所の皆様のご心労・ご苦労は計り知れないものとなっております。卵の小売価格も高騰を続け、私たち消費者の家計にも厳しい今日この頃です。

環境省により令和5年1月8日まで野鳥監視重点区域が設定され白鳥飛来地の監視が行われるなど(現在は解除)、一般の方もむやみに渡り鳥に近づかないようにしていた訳ですが・・・白鳥とカモたちはそんなことはつゆ知らず。人間が来ないことにいら立ちを覚えているようです・・・

先日、最近のあの子たちはどうしたかなぁ、と水原川に行ってみると、白鳥とカモたちは人間を発見するとぐいぐい前に来ます。あまりの押しの強さにひるむほど。寂しさ(空腹)で狂暴化?なのでしょうか。

現在、全盛期の数百羽状態。くれぐれも鳥インフルエンザにはご注意のうえ、水鳥たちの優雅な姿をご覧ください。

土合舘公園の第1駐車場から安達太良山系を見ていると、田んぼに何やら白い点々が。
なんとたくさんの白鳥たちが出張中。130羽位でしょうか。なぜこの田んぼだけにいるの?
ちょっと様子を見ていると、何かを本気でついばんでいます。どうやら稲の落ち穂を食べているようです。稲の二番穂や根っこも食べるのだとか。おそらく藁がたくさん落ちている田んぼに危険回避のため集団行動でお食事に来ているのでしょう。なお、雑食なので昆虫などの小動物も食べるそうです。
水上では気がつきませんでしたが、水かきが大きいのです。さすが水鳥。
水原川の白鳥飛来地はカモ祭りが開催中。夜になると田んぼに出張していた白鳥たちも帰ってきてさらに祭りが盛り上がるのでしょうか。わっしょい。
水上の姿もなんとも優雅なものです。
カモたちも人間が来なくなったからなのか空腹でアグレッシブなのか、道路を占拠したり数の論理で横断したりとやりたい放題。グレムリンかお前たちは。車から降りると速攻で取り囲まれますのでご注意を。

 

 

 

 

ちなみにこちらは福島市岡部の白鳥飛来地。大混雑はどこも一緒のようです。