「金沢の羽山ごもり」ギャラリー③

「金沢の羽山ごもり」の過去の写真を集めたギャラリーコーナーを作りました。一般公開されていない部分も含め、神聖な祭りの様子をご覧ください。③は第2日目の祭事の様子です。

~「金沢の羽山ごもり」とは~

松川町金沢(かねざわ)の黒沼神社にて行われている平安時代から続く貴重な祭りです。古風な農耕祭儀の様子を残し、国指定重要無形民俗文化財となっています。旧暦の11月16日~18日に行われ、一般公開は16日の夜に執り行われる「ヨイサア」の儀だけとなっています。

新暦では例年12月中旬頃。冬の寒い中、水垢離(みずごり:水行のこと)を取り、下帯(したおび:ふんどしのこと)姿となって行う祭事を経て、最終日早朝に御託宣(ごたくせん:神のお告げのこと)を受け3日間の行事を終えます。

25第2日目 昼御峰餅つき(羽山神社に奉納し氏子に分け与える)
26第2日目 夕食用餅つき(餅つき唄)
27第2日目 夕食準備(あんこもち)
28大ヨセの行事(ヨセとは箸のこと)大きなヨセでは食べらないので小さなヨセに交換してもらう行事
29クボミ検査(クボミとはお椀のこと) クボミに汚れや曇りがないか調べる
30戸棚の前とゴッツオ 他に48とうまいりもある(コソウという新人が神明井戸で水垢離を行う)

 

「金沢の羽山ごもり」ギャラリー④へ続く