まだありました松川町「魔のカーブ」②

ここ数年で急に進んだ気がするDX(デジタルトランスフォーメーション)。自動車の世界も運転支援技術がどんどん進歩し、本当に近い将来自動運転機能が毎日乗る車に実装されそうです。

ですがまだまだ手動?運転。人間の判断能力や運転技術に頼る部分は多く、交通事故のほとんどはヒューマンエラーによるものだと聞きます。安全第一の自動運転車両が普及して不幸な事故が起こらない(起きにくい)社会になってほしいものです。

それにしても何度も同じ場所で事故が起こる「魔のカーブ」があるのが不思議です。皆様も安全運転で松川町へお越しくださいませ。

ちなみに魔のカーブ①はこちら→松川町「魔のカーブ」に要注意!です。

魔のカーブへ行く途中(県道福島飯野線から市道金沢立子山線へ行く途中)。ゆるいRと直線が続く道路を進むと上り坂の右カーブへ。
右カーブを過ぎると見えてくる山の頂上地点。頂点から一気に下り坂になるため、頂点を越えた車は姿が見えなくなります。
山の頂点から写真中央の左カーブ(魔のカーブ)までは約80m。
ここが問題の魔のカーブ。ここまでで何か問題ありました???
ところが事故が多発するのです。写真は雪の日の事故現場。
反対側から見ても普通な雰囲気。
ですが雪が降ると様子が激変。あわわ・・・

この魔のカーブ、国道4号バイパスから福島市渡利方面へ抜けるショートカットルート上にあり、ここを通行する車は急いでいる場合が多いのか、かなりのオーバースピードなのです。

山の頂点までアクセル全開→ブラインドの頂点を越えるとてろってろのアイスバーンが急に現れて慌ててフルブレーキング→下り坂なのでリアタイヤの荷重が一気に抜けて唐突にスピン状態→魔のカーブまで約80mもあるのに事故発生、が真実のようです。雪だけじゃなく雨の日の路面もオーバースピードだと驚くほどすべりますのでご注意を。

ちなみにリアタイヤの荷重が抜けてハーフスピン状態になっている時、アクセルオンするとリアに荷重が戻りスピン状態から復帰できます(FFがてきめんに効く)。とはいってもスピンしている時はさらに減速したい→もっとブレーキを踏む(もっとスピンする)のが普通で、逆転の発想でアクセルを踏むなんて怖くて無理。練習はサーキットでやりましょう。福島市大笹生のリンクサーキットがおすすめ。平日半日3500円~で走行できます。

まだあるの?松川町「魔のカーブ」③